エース・トラッポラは裏切り者なのか(トリックテイキングゲーム的考察)

ツイステ考察

第1章までのネタバレがあります

エース・トラッポラ裏切り説の根拠

ハーツラビュル寮の1年生で、準主人公的立ち位置のエース・トラッポラに裏切り者説が浮上している。根拠は「トラッポラ」の語源で、以下のように示されている。

トラッポラとは、英語の「trap(わな)」に対応するイタリア語の単語で、「ねずみ捕り・裏切り・詐欺」などの意味があるが、ペニョーによると派生義として「巧妙さ」、すなわち裏切るものという意味があるという[3]

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%83%E3%83%9D%E3%83%A9

上記に記載されている、ペーニョという人物は、Gabriel Peignotという19世紀のフランスの書誌学者のこと。彼が1826年に発表した『Recherches sur la Danse des morts et sur l’origine des cartes à jouer.』の中に、上記の通り「トラッポラ(Trrappola)」に関する記載があるという。

トリックテイキングゲームとしての「トラッポラ」

そもそもトリックテイキングゲームというのは、トランプを始めとするカード遊びの分類で、中でも勝負(トリック)を繰り返すゲームの総称である。トリックテイキングゲームの歴史は長く、その種類は多岐にわたる。
そしてその中の一つに「トラッポラ(Trappola)」というゲームが存在する。

「トラッポラ」は16世紀初頭のヴェネツィアを起源とする歴史的なゲームで、元々はトラッポラ専用のカードを使用して遊ばれていた。各スート(トランプなどに使われるマークのこと。ここではトランプのハート・ダイヤ・スペード・クローバー)の3~6を抜くことで、トランプでも遊ぶことができる。

ウィーンのカード製造会社 Ferdinand Piatnik & Sons によって製造された19世紀のトラッポラのカードhttps://commons.wikimedia.org/wiki/File:Trappola_Cards_produced_in_Wien,_Austria,_by_Ferdinand_Piatnik.jpg

「トラッポラ」の遊び方

トラッポラの遊び方を調べたので、ここでざっくり紹介する(すごく自信がないし、大筋は考察はあまり関係がないかも)。
ディーラーと対戦相手の2人でおこない、トランプを使用する場合は各スートの3~6を抜いておく(36枚でおこなう)。

参考にしたサイト

トラッポラ – Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%83%E3%83%9D%E3%83%A9

Trappola – Wikipedia
https://en.wikipedia.org/wiki/Trappola

ゲームファーム
http://gamefarm.jp/

遊び方の流れ

(1)ディーラーと対戦相手にそれぞれ9枚の手札を配る。
(2)対戦相手は自分の手札が不満であれば、1度だけ手札の交換をおこなえる。
  (ⅰ)9枚の手札を表向きに破棄する。
  (ⅱ)山札の最後の9枚を手札にする。
  (ⅲ)破棄した手札はゲーム終了までそのままにしておく。
(3)ディーラーは山札が(2)と同じ手順で手札の交換がおこなえる。但し対戦相手とは違い、山札が0枚になるまでの交換が可能である。
(4)手役の宣言をおこなう(尚、手役を構成するカードをプレイする前であれば、宣言はいつでもおこなえる)
  (ⅰ)同じ絵柄(K,Q,J)または2を3枚持っている場合は「3枚」、エースを3枚持っている場合は「エースの3枚」と宣言をする。
  (ⅱ)同じ絵柄または2を4枚持っている場合は「4枚」、エースを4枚持っている場合は「エースを4枚」と宣言をする。
(5)対戦相手が手札から自由にカードを選び、テーブルに表向きに出す(=リードをする)。
(6)ディーラーがカードを選び、テーブルに表向きに出す。
  (ⅰ)対戦相手が出したカードと同じスートを持っている場合は、同じスートの中から好きなカードを選ぶ。
  (ⅱ)同じスートを持っていない場合は、どのカードを出してもいい(=負けが確定となる)。
(7)最初に出されたスートと同じスートで最も強いカード(A>K>Q>J>10>9>8>7>2)を出した方が勝利。
(8)勝者はテーブルに出たカードを集めて、自分のそばへ裏返しで置いておく。
(9)勝者が次のリード(=(5))をおこなう。
(10)これを手札がなくなるまでおこなう。
(11)最後に点数の計算をおこなう。

点数の計算

手札に対する得点

AKQJ
3枚1210
4枚2412121220

手に入れたカードに対する得点

AKQJその他

ボーナス得点

2でトリックに勝利10
最後のトリックに勝利
最後のトリックに2で勝利26
最後のトリックから数えて連続2回、2で勝利52
最後のトリックから数えて連続3回、2で勝利78

「トラッポラ」における「エース」の立ち位置

「トラッポラ」では、エースのカード4枚が最強である。しかしツイステの中では現状(EPISODE4)、最強のキャラクターではない。成績が振るわないタイプなのだが、時折要領の良さが垣間見れ(マンドラゴラの扱いにすぐ慣れるなど)内に秘めたポテンシャルは高そうだ。

エースが「トラッポラ」に紐づけられている場合は、今後、エースが何かしらの理由で最強のキャラクターになるのかもしれない。

「トラッポラ」における「デュース」の価値

突然だがトランプの2、サイコロの2などは英語圏で「デュース(Deuce)」とも言う。ツイステにもエース・トラッポラの親友的な位置にデュース・スペードという生徒が存在している。彼もエース同様、準主人公レベルで物語に登場しているので、今後のキーマンになることが予想される。

「トラッポラ」の中で、デュース(=2)は最弱のカードである。ツイステの中のデュース・スペードは(元不良生徒なので)成績が悪くはある。また真面目だが不器用な面も垣間見れる。不真面目だが潜在能力の高いエース・トラッポラとは正反対の存在である。個人的に「トラッポラ」のデュースとツイステのデュース・スペードには関連性を感じている。

そうなると、気になるところがある。先述したように「トラッポラ」に於けるデュースは最弱のカードだ。しかし、同時に逆転のカードでもある。『点数の計算』を見てほしいのだが、ゲームの最終局面でデュースを使用して勝利をすると大量のボーナス得点を獲得することができるのだ。

エース・トラッポラは裏切り者なのか

エース・トラッポラの「トラッポラ」が、トリックッテイキングカードの遊び方の一つである、「トラッポラ」から派生したものであれば、エースは”裏切り者ではない”という解釈ができる。

また、「トラッポラ」の内容を基に構想されている場合は、エース・トラッポラ及びデュース・スペードは今後、2人が揃うことによって、最強のキャラクター(ボスを倒すための切り札)となる可能性がある。

あとがき

今回はトリックテイキングカードの「トラッポラ」から、エース・トラッポラの存在を考察してみました。今後も、同じような考察を落とすかもしれません(タロット考察とか面白そうです)。

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